ディーラーとナースとの秘話
「最近、競合の会社がどんどん進出してきてるわね。」 「自分も開発に力を入れてるし、京セラに負けるわけにはいかない。離島の方にも営業行ってるんだ。」 「ここは私に任せて、企業カウンセラーがついてるし、しかもボランティアよ。それからコーディネーターの案件、関西エリアはまだ弱いから、コラボするなら戦略が必要よ。落とし穴があるから気をつけなきゃよ。カウンセラーを味方につければ営業も安泰ね。応援してるから事業拡大頑張って。私も開業の準備で、あなたのネットワークの力を借りたいの、フェアな関係よ。」 「今度、阪大の先生に会うから、時間を取って京都で打合せをしよう。」 「〇〇先生どうしてるかな?整形外科の〇〇先生、接待の話しよくしてたわよね。学会の後のお楽しみの仕事だよね。」 「病院じゃ、ゆっくり話しも出来ないしな。そんな時間も必要だよ。◯◯先生、ゴルフも好きだし…。」 「大阪医大の〇〇ドクターったら、オペ中にすましてそんな内緒話しするのよ。マイクロのオペ中、わたし一生懸命なのに…『藤井くん、メッチェンちょうだい。衡、先を利かせてな。綺麗なお姉さん好きですか?』『好きですよ、〇〇先生。』って。外科や脳外と全く違う雰囲気なのよね…。」 「ことちゃんにはいつも優しいやんか。」 「藤井くん、バイクリル付けてちょーだい、慌てず焦らず落ち着いて、手は早くな。」 「はい、先生どうぞ。」 2人の整形外科医トークを聞きながら、マイクロのオペは、丁寧に終わりました。 「藤井くん、この前のオペの写真出来たで、お嬢ちゃんにママが働いてる所、見せてあげてな。」 「〇〇先生、いつもありがとうございます。」